空きスペースで内職・お小遣い稼ぎ。簡単、初期費用・ランニングコスト不要。副業にも

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初期費用、ランニングコスト不要。主婦でもできる内職・お小遣い稼ぎ

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家事に育児に忙しくバリバリ働くのは難しいけれど、少しでも家計を支えたり自分のお小遣いを増やしたりしたい、これは主婦の悩みあるあるなんじゃないかな、と思います。

私も今4歳と2歳の子どもを育てる主婦で、在宅ワークで少し働いています。
主人はサラリーマンで、稼ぎは……どうでしょう、一般的なサラリーマンの平均年収くらいだと思います。

主人の稼ぎに不満があるわけではないのですが、子どもの選択肢を狭めないように教育費はきちんと確保したいし、子どもが大きくなったらもっと広い家を購入したいし、今から少しずつでもお金を貯めたいというのが本音です。

それで在宅で仕事を始めたものの、月に数万、多くても5万円くらいしか稼げず、経費を引くとほとんど手元に残らない月もあり、頭を抱えていました。

今はバリバリ働くのは無理だと諦めて、子どもが大きくなって手が離れてから働くしかないかな、と思う中、友人からいい話が聞けたのです。

しっかり稼いでいる友人の秘密

ある日、学生時代の友人とお茶をすることがありました。
この友人は私よりも早くに結婚、出産をして、もう子どももある程度大きくなったため正社員として復職してバリバリ働いていました。

久々に会った友人は、高そうな服を身に付け、ブランド物の時計を光らせていました。肌ツヤも良く、時間にもお金にも余裕がありそうな雰囲気を醸し出していました。
とても幸せそうな彼女を見て、私は子育てに奔走し日々に余裕の無い自分自身を少し憂いました。

「久しぶり！どう？育児は。大変でしょ」

ハツラツと聞いてくる友人に、私は「まあね」と曖昧に微笑み返して

「いいな、仕事復帰。もうバリバリって感じだね。技術系だったっけ」

と聞きました。

「うん、おかげさまで。ありがたいことに、それなりに稼がせていただいててね」

こういうところを変に隠したり、「私なんか全然！」などと言ったりしないのが、この友人のいいところです。彼女になら、自分の悩みも打ち明けられると思いました。

私は、思い切って、在宅ワークをしているものの上手くいかず、将来のお金が心配だから早く復職したいと言ってみました。

「あー分かる！私も仕事復帰する前はなんか肩身が狭くてさ、自分の化粧品代くらいは稼ごうと思って在宅ワークにも手を出したけど、ほとんどお金にならなかったんだよね。子どもが小さいうちは焦んなくても大丈夫だよ。子育ては短い！すぐ手が離れて仕事復帰できるから、今は子どもとの時間を大事にしたらいいよ」

「そっかぁ。でもやっぱり少しは自分で稼ぎたいんだよね……。ほら、やっぱり服とかバッグとか、ブランドもたまには欲しいし。今は、化粧品一つ旦那のお金で買うのも躊躇するし」

私が服に視線を送ったのに気付いた友人は、何か思いついたように話し始めました。

「ああ！これ？私が今着てるの？ブランドだけど。これね、私の給料で買ったんじゃないのよ。給料は全部貯金に回してる。」

「えっ！？」

「服とかランチ代とか、化粧品とか自分のものは副業で捻出してるの」

「副業？」

「そう。副業。サイドビジネス。」

「何やってるの？儲かるの？」

「駐車場経営って知ってる？」

スペースさえあれば誰でもできる駐車場経営

駐車場経営と言われてもピンときませんでした。意味は分かるけれど、友人が駐車場のオーナーをやっているということでしょうか。怪訝な顔をする私に、友人が説明してくれました。

ネットの広告で見かけてね、なんとなく見てみたら初期費用もランニングコストもかからないし、スペースさえあれば誰でもできるって書いてあって、試しにやってみたの。そしたら本当に何もしなくても月に数万円とか稼げるようになって、良いお小遣いになってるんだ」

「そのスペースは？土地とかいらないの？」

「うん。私が貸してるのは自宅の駐車場。旦那が車通勤で、平日の昼間は駐車場が空きスペースになってるの。その時間だけ貸し出してるんだ」

「そんなことできるの？借りてくれる人いるの？どうやって見つけるの？」

「全部運営会社に丸投げ。駐車場の場所や時間をパソコンやスマホから登録するだけ。あとは登録した時間帯に場所を開けとくだけでOK。宣伝も全部タダでやってくれるから費用は不要だし、運営ノウハウもいらない。」

「それ、いいね。でもうちは賃貸アパートだから無理だわ。」

「大丈夫。月極の駐車場や賃貸アパートの駐車場でも大家さんの承諾があれば又貸しできるみたい」

田舎や不便なところでも意外と需要がある

月極や賃貸アパートの駐車場でも可能性があると知って一瞬ワクワクしましたが、すぐに理性が現実に引き戻しました。

「でもやっぱりダメだ。うちの旦那、電車通勤だもん。車は休日しか使わない」

「あと実家はどう？確か、駐車場2台分あったよね」

「ああ、うん。お兄ちゃんが使ってたから2台分の駐車場を設置したけど、お兄ちゃん引っ越して今1台しか停めてない。でもなぁ、超田舎で、まわり畑しかないし、商業施設も駅も遠いし、需要ないでしょ」

「それが意外と需要あるんだよね。それこそ、実家に帰りたいけど近くにパーキングが無いとか、友人宅に行きたいけどコインパーキングだと高すぎるとか、そういう人が結構いるんだって。だからこのサービス、成り立ってるの。うちも実家と旦那の実家に紹介して駐車場経営してもらってるけど、田舎でも利用者さんいるのよ」

「へぇ～」

「実家に協力してもらったお金は子どもの教育費になってるから、じーじとばーばも喜んでるよ。費用も手間もかからないから負担もかけないし。仮に駐車場利用者がいなくても絶対損しないし」

実家はアリかも、と思いましたが、やはり自分の駐車場が使えないのは残念だなと思いました。

「う～ん、うちもなぁ、休日なら車使ってるんだけどね」

「休日の短い時間帯だけでも貸せるお。お金かかんないから、やってみたら？」

「でもピンポイントだよ？誰も利用しないでしょ」

「それはやってみないと分かんないね。家、河川敷の近くでしょ？花火大会とか、野球やサッカーの練習とか試合なんかで駐車場使いたい人、結構いるかもよ。そういうのって休日じゃない」

「確かに」

「市民会館も近くにあるしさ、コンサートなんかのイベントでも駐車場利用は期待できるよね。駅から遠くても、そうだからこその需要ってあるよ。イベント時の路上駐車を減らして地域にも貢献できるし。一石二鳥どころじゃなくて、良いことづくしでしょ」

「そうだよね。ところで具体的にどのくらいの収入になるの？何という会社がやってるの？」

駐車場経営でいくら稼げるのか

友人は私に「ちょっと待ってね」と言って、スマホをいじりだしました。そして、画面を見せながら駐車場経営の説明を続けました。

「これが私が使ってる駐車場経営のサービス。アース・カーってとこがやってる『特P』ってサービスなんだけど、見て、これだけ実績があるの」

友人が見せた画面には、収入実績が掲載されていました。

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東京都港区芝（戸建ての駐車場） 73,150円
東京都目黒区（戸建ての駐車場） 56,000円
鎌倉市小町（戸建ての駐車場） 39,200円
東京都目黒区（マンション駐車場） 34,800円
東京都新宿区（戸建て駐車場） 32,000円
京都市東山区（戸建ての駐車場） 30,700円
大阪市中央区（マンション駐車場） 27,900円
東京都杉並区（戸建て駐車場） 26,500円
神奈川県横須賀市（戸建て駐車場） 23,450円
神奈川県鎌倉市（戸建て駐車場） 22,300円
東京都武蔵野市（戸建ての駐車場） 22,075円
東京都練馬区（戸建て駐車場） 20,950円
神奈川県小田原市（戸建て駐車場） 14,533円
千葉県千葉市（マンション駐車場） 14,000円
千葉県柏市（アパート駐車場） 13,650円
神奈川県横浜市（戸建て駐車場） 13,000円
神奈川県藤沢市（戸建て駐車場） 12,200円
沖縄県那覇市（マンション駐車場） 10,860円
静岡県熱海市（戸建て駐車場） 8,483円
（2022年１月実績）
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「場所やシーズンによってばらつきはあるけど、何もしなくていい割には結構稼げるでしょ。貸出料の30%が手数料として引かれるけど、固定費じゃないから駐車場収入が無いときはゼロで損しないって仕組み」

「そっか。確かにノーリスクだね。始めやすいし、良い副収入になるね」

「意外とリピート利用があって、例えば土曜日の午後に子どものサッカーの練習があって、河川敷近くの駐車場を使いたいって人が定期的に利用してくれると安定した収入になるし、そういうご縁があるといいよね。うちは平日日中を毎日貸し出してるけど、毎週ピアノのお稽古に来てる親子が使ってくれてる。他にもお稽古事での利用が多いかな」

実際に駐車場経営で副収入を得ている友人の言葉には説得力があり、私は早速主人にこの話をして、大家さんに又貸しの許可をもらい、スマホで駐車場経営を始めてみることに。

実家にも連絡して、1台分の駐車場を貸し出してみないかと打診したところ、最初こそ「見ず知らずの人に家の駐車場を貸すなんて……」と渋っていた両親でしたが、兄にも「いいんじゃない？別にリスクは無いんだろ？」と言われて始めると言ってくれました。