子供の英語教育は親と一緒に幼児期から!英語コンプレックスにさせないために

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別に自分の親のせいにするつもりはないし、自分が勉強を怠ってきたので自業自得というか身から出たサビというか、そういう事に違いはないのだが、私は英語で苦い思いをした事から、子どもにはなるべく早い段階で英語教育を受けさせたかった。

私が子どもだった頃、ピアノや英会話教室などは女の子の習い事というイメージで、男児はスポーツだ!という父親の方針により、地域の野球クラブに所属し、習い事としては水泳教室に通っていた。母の「字のきれいな子になってほしい」という願いと、単純に月謝が安かったという理由で、習字教室にも通っていた。英語とは無縁の幼児期だった。

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時代が時代というのは確かにあった。
習い事としての英語は、必要なものというイメージよりも、趣味として楽しむものだった。

留学生や、海外に赴任になった人間は、現地で英語を体得するというイメージが強かったようにも思う。あまり日本国内にて、本気で英語を学ぶという機会は充実していなかった。

それゆえ、帰国子女はとんでもない特別扱いを受けたし、ハーフもまた、同じような特別な目で見られる傾向が強かった。

私の同級生にも、父親の仕事の関係でアメリカで生まれて、アメリカで育ってきて、小学4年生の時に日本の小学校に転校してきた帰国子女の女の子がいたが、彼女は生まれてから10年もの歳月をアメリカで過ごしてきたのだった。

アメリカには日本人学校も充実しているが、彼女の両親の教育方針は現地の学校で教育を受けさせるというものだったので、通常のアメリカのスクールに通っていたらしい。友だちも皆アメリカ人だった。

代わりに、家の中ではもちろん日本語を話していたため、彼女は不自由なく日本語も話す事ができた。

ハーフというわけではなく、血筋で言えば純日本人なのだが、アメリカが育んだ彼女はどこか外国人めいていて、平凡な日常を送っていた私たちにとって瞬く間に憧れの存在となった。

校則に従って決してピアスをして登校することはなかったが、耳にはピアスの穴が空いていたし、着ている洋服なども日本の洋裁店で売られているものとは雰囲気が違っていた。

そして彼女はとんでもなく聡明だった。

英語は必要以上には話さず、思わず「ups」など口走らないように気をつけていたのか「外国かぶれ」という印象を一切与えなかった。

それゆえ、いじめにあう事もなく、あっという間にクラスに馴染んでしまった。

ここまで書けばお分かりだろう。彼女はモテた。
彼女に恋する少年は多かった。私もそのひとりだった。

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彼女は本当に心優しくよくできた人間だったので、自分に恋する男子たちを鼻であしらったりはしなかった。

大抵の男子が彼女を「高嶺の花」と位置づけ、アプローチをする事もできずに遠目から憧れの眼差しで見つめていたのだが、中には果敢にも彼女に想いを告げるものもいた。

しかし彼女は毅然とそのアプローチを断っていた。その理由は「私、将来はアメリカに帰ってあっちで住もうと思っているの。だから英語が喋れない人は、ごめんなさい」というものだった。

彼女がお相手に求める絶対条件は「英語ができること」だったのだ。

これには我々男子どもはぐうの音も出なかった。

まるでかぐや姫さながらに難題を出してきた彼女。しかも「英語ができない男はイヤ」という言い方ではなく、きちんと「将来はアメリカで暮らしたいから」という理由つきなので、嫌味な女という印象も与えず、男子たちは次々に降参していった。

私もそのひとりだった。
英語なんて到底喋れるようにはならないと思った。

10年仕込の英語には誰も敵わないと思ったに違いなかった。中には必死になって英語の勉強を始めた者もいたが、一朝一夕でどうにかなる問題ではない。

私個人は完全に彼女への憧れの想いは断ち切るしかなく、諦めたというほろ苦い想い出があった。

これはまだ序の口で、その後中学生になり英語の授業が始まったものの、どうにも勉強の苦手だった私は、あまり良い成績は取れなかった。平均点の前後で低空飛行しており、それは高校生になっても変わらなかった。

絶望的とまではいかなかったため、高校も卒業できて、大学は英語とは無縁の学部に進学し、暫くは英語に縁のない平和な日々を送っていた。

就職するにあたり、TOEICを受けてみて、絶望的な点数に唖然とし、これは履歴書には書けないなと苦笑したのは、今でも苦虫をつぶすような思いで思い出すが、当時私が就職したいと思っていた分野ではそれほど英語が重要ではなく、特に英語が得意というアピールをする必要はなかった。

しかし働き始めて、やはり英語は必要なんだと痛感する事が何度かあった。
グローバライゼーションが盛んになっている昨今、弊社にもその波が押し寄せてきたのだ。

海外に展開することになったので、英語ができる社員で精鋭部隊を組んで、フロンティア事業に乗り出す事になったらしいという噂が飛び交った。

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英語がペラペラだと社員全員が知っているようなレベルの社員たちは前もって直々に会社役員から引き抜きの打診を受けていたようで、かなり良い条件でその部隊に引き込まれていった。

実は英語ができます、という社員を募集するというお触れがでたのはその少し後の話だった。

水面下で打診しただけでは人数が足りず、英語ができる新人を募集する前に、社内でその部隊に行けるだけの実力をもった人間がいないか探す事になったのだ。

打ち出された条件はとても良いものだった。給料は当然上がり、特別手当もつき、更に英語をより深く学ぶための研修費まで会社が負担してくれるという。

しかし当然ながら、その部隊に手を挙げるには試験や面接を突破しなければならなかった。TOEIC720点以上という私には信じられないほどの高得点を有している事が最低条件だった。

ここで手を上げられればひと足早く出世街道に乗る事ができた。

今でもそれは思う。なぜ自分は、あの帰国子女の女の子に惚れた時、条件にめげずに発奮して勉強しなかったのだろうか、と猛烈に後悔した。
平均点スレスレでどうにか単位を取ってきた自分に猛烈に腹が立った。

英語は一朝一夕でマスターできるものではない。
私はその会社の募集に応募することなく、出世のチャンスを完全に棒に振った。

この経験から、私は自分の子どもには英語に早いうちから触れる機会を与え、幼児期から英語教育を受けさせてやりたいと思っていた。

英語は、中学生で始めて学習して感じた事だが、学ぶのが大変だ。

単語を覚え、文法を覚え使えるようにし、聞き取る訓練をし、喋る訓練もし、単語や文法だけでなくイディオムや慣用表現も覚え、という内容で、とにかくやる事が盛り沢山だ。
他のどんな教科よりも学習するのに時間を割かなければならない。

そして、暗記ものの教科にありがちなことだが、とてもしんどい。

理解すればあとは解けてしまう数学や、感覚でもなんとなく解けてしまう国語や、実験で記憶が定着しやすい理科とは異なり、社会や英語などの暗記科目は本当に地獄のような「暗記作業」に苦しめられる事になる。

だから、中学から「勉強」として英語を習うのは、本当はあるべき姿ではないのではないかと常日頃から思っていた。テストのために覚えるのは、気持ち的にもしんどい。目的がテストだからだ。

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英語は本来テストのために学ぶものではないのに、そのあたりが本末転倒なのでは、という疑問を抱いていた。

英語をはじめ、言葉はコミュニケーションツールだ。
だから使えなければ意味がない。そういう意味で、点数を取るための英語ではなく、外国の人々とコミュニケーションをとることができるツールとして、学んでほしかった。

そうすれば英語に対するイメージも、学校で勉強するそれとは異なるものになるだろうし、コミュニケーションツールとしての英語をマスターしてしまえば、学校のテストなんてその簡単な確認作業かクイズか何か程度のものになり、いとも簡単に点数は取れてしまうであろう。

私は、そういう意味でも子どもに「授業としての英語」よりも早く「コミュニケーションツールとしての英語」を学ばせたかった。

妻に相談してみると、日本語もままならない年齢で他の言語を学習すると日本語の能力が身につかなくなるって聞いた事があるけど、と若干不安そうだった。

私は妻に、子どもによって差はあるという前提つきで、きちんと日本語でもコミュニケーションをとる事を意識し、英語と日本語をリンクして覚えさせていけばそれほど心配いらない、と説明した。

少し調べてみる、とは言っていたが、小さい頃から外国の人々や外国の文化に触れさせるのは良い事だと思う、とその部分においてはかなり乗り気だった。

私は平日は会社に出て働いているので、平日の英語教室であれば妻に送迎をお願いしなければならなかった。

しかし妻は車が運転できない。妻の稼動範囲から考えると、うちの近所には、なかなか良い英語教室がないという事が分かってきた。

いくつか、無いこともないのだが、日本人のボランティア先生のような先生しかいなかったり、指導内容が充実していなかったり、費用ばかりが高くて内容の無いような授業だったり、「ここは!」という教室が無かった。

土日ならば私が車で子どもを送迎する事ができるので、土日に営業している英語教室で、妻の行動範囲から少し足を伸ばしたところまでの範囲の中で良い教室がないか探してみた。

すると、我が家から車で30分ほどの場所に良い教室が見つかった。
土曜日に開講しているクラスで、親子で参加するタイプのものだった。

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両親と子ども、という風に家族全員で参加しても良いし、母親または父親と子ども、という風にどちらか片方でも良いというもので、費用は変わらなかった。

親子で一緒に英語を学ぶ事で、親の「楽しい」という感情が子どもにも伝わる効果があったり、家に帰っても復習しやすいという利点があり、週に一度教室で学んだ事を家庭でも反復して定着させるのが目的だそうだ。

こんな英語教室、探していた!という感触だった。
私は早速息子を連れて体験レッスンに出かけることにした。妻も一緒に行くというので家族で連れ立って行った。

体験レッスンとはいえ、既に生徒さん親子が実際に活動しているクラスに入ってみるというもので、場内は既に温まった空気感だった。
在日ネイティブの先生と、日本人の奥様の2人で経営、運営している教室で、とてもアットホームだった。

個人経営とは思えないくらい、教材が充実していて、イラストや写真やおもちゃなどを使ったり、CD教材を活用して、1時間半のレッスンはあっという間に終わった。

初めて参加しても、それなりに楽しめて、それなりにきちんと参加できるようなレッスン内容となっていて、土曜日にレッスンするというのは旅行なんかと重なり休んでしまう事も多いため、工夫しているのだそうだ。
また、月謝制ではあるものの、休みが多くなる事が最初から分かっている場合はチケット制にして、行きたい時に行けば良いという方法も選べるという。

こんな風に融通が利いて、かつアットホームで、先生も熱心で、雰囲気の良い英語教室は他に無いと思った。

妻も気に入ったようだった。なにより息子がキャッキャキャッキャとはしゃいで本当に楽しそうだったし、先に入会していたお子さんとすぐに仲良くなったので、ここで決めようという事にした。

電車を使えば妻と息子だけでも通えたので、私たち一家は家族全員で入会し、3人そろって参加するのを基本に、どちらかの都合がつかなければ片方が連れてくるという流れを作ることにした。

週に1回、家族の楽しみが増えた。

レッスンは本当に楽しくて、息子は英語が大好きになった。

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レッスンで使用する教材は希望すれば、もちろん有料だが先生が複製したものをくださったので、家庭でも同じことが復習できた。

ただただ楽しむタイプの教室かな、という印象をなんとなく持っていたのだが、きちんと使える英語を自分のものにするというコンセプトで運営しているとの事で、英語でコミュニケーションをとるためのベースの知識を身につけるには十分すぎる知識を教えてくれた。

旅行会話を中心に何度も反復して学習できたので、私たち夫婦も海外旅行でまったく困らないぐらいには英語が話せるようになった。

レッスンに通いはじめて1年、たまたま私が長期の休みを取る事ができたので、まだ子どもの航空券が安いうちに家族で旅行に行こうという事になった。

レッスンで学んだ成果を発揮する機会が到来したわけだ。

私も妻も、旅先では英語に全く困ることなくコミュニケーションを取る事ができた。夫婦そろって「あそこに通ってよかったね」と話した。

そして息子も、習った英語をフルに活用して、現地の人とお喋りを楽しんでいた。

「ぼく、いくつ?」「だれと来たの?」
などという基本的な質問はお手のもので、「英語がとっても上手ね」と褒められて調子に乗りまくっていた。

将来が楽しみだな、とその姿を見て親バカながらにわくわくした気持ちになった。

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