英語できないとリストラされる。会社のグローバル化はメリット?デメリット?
世界はものすごく狭くなった。急速にインターネットなどが発達して、今や、時差すら感じさせないほど諸外国との距離が近くなっている。なんでもかんでもワールドワイド、ワールドビジョン、グローバル化、国際化、などの言葉がくっついて、世界を股にかけてナンボ、という世の中なのだ。その、急速に狭くなった世界では、活発に国と国の間でのやりとりが行われるようになり、そうなってくると当然世界の共通語というものが幅をきかせてくるわけだ。私が若かったころから、世界共通語は英語だったが、そうはいっても、皆第一外国語として英語を学ぶものの、それはあくまでも必要最低限、申し訳程度のもので、特に島国日本では、英語なんて生涯で使う事などほとんどない言語をなぜ必修で学ばなければならないのだろうと思うくらいだった。それが、今は英語という言語が、本当の意味で世界共通語になっていた。実際に「共通語」として意味を成してきており、逆に「母語を忘れていく若者たち」というテーマで大学の教授たちが議論を展開していく有様だった。そのくらい、世の中には英語が浸透し、若い世代の者は当たり前のように英語を話していた。